クラウド(Cloud)とは?パソコンやITで使うかんたん用語辞典
クラウド(Cloud)=雲
まず最初にインターネットへ接続している環境が大前提となります。インターネットの中に雲のようにどこにあるかはわからない状態でデータが存在している環境をクラウド(Cloud)と呼びます。
インターネットに接続できる環境であれば、どこからでもデータにアクセスできて、データを分散することで地震や火災など天災に対してもデータの損失を防ぐことができる。
もしUSBメモリにデータがあったら
USBメモリは手元にあり、手元のパソコンに挿さないと中のデータにアクセスできません。
もしクラウド(Cloud)にデータがあったら
インターネットに接続してある機器ならどこにいてもアクセスできます。実際のデータが日本にあるのか、アメリカにあるのか、ひょっとして火星にあるのかを気にする必要はありません。
※実際には、IPや専用機器によるアクセス制限などでクラウドにアクセスできない場合があります。
最初は戸惑うかもしれませんが、これがクラウド=雲なのです。データはあるのに実態がどこにあるのかわからない・・・そこにあってもつかめない雲のようではないですか?
最近のクラウド(Cloud)事情
クラウド(Cloud)にデータを保管できるとお伝えしましたが、最近(以前から?)はクラウドコンピューティング(Cloud Computing)といって、インターネット上に自分のパソコンを所有することができます。
代表的なサービスは、
- AWS(Amazon Web Services)
- GCE(Google Cloud Platform)
- Azur(Microsoft Azure)
があります。
クラウドにコンピュータがあることで、性能(メモリ量、CPU、ディスク容量)も思うがままにすぐ変えられます。なにより、世界各地に簡単に複製を作れるので、地震や火災などの天災にも非常に強いのも特徴です。
IT業界では・・・
因みに、クラウド(Cloud)=Final Fantasyを連想する方もいるかも知れませんが、IT業界では少し違う点を覚えておいてください。
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