macOSのインストールイメージを作成してクリーンインストール

2023-01-10

macOSをアップデートした後、「やっぱり戻したいな〜」と後悔したときの手順を紹介します!
これがあれば、お気に入りのバージョンにいつでもダウングレード、アップグレードすることができます!また最高パフォーマンスのmacOSを使用したい人にはクリーンインストールを行うことができます。

クリーンインストールとは、ストレージメディアをフォーマットしてまっ更な状態にした後にOSをインストールすることです。

macOSのイメージの入手方法

macOSのイメージはAppleの公式サイトに入手用のリンクがあり、そのリンクをクリックすると、AppStoreが開いてダウンロードできます。

Apple:macOS をダウンロードする方法
https://support.apple.com/ja-jp/HT211683

USBメディアの準備

必要なメディアの容量は以下の通りです。

※注意点として、メディアはフォーマットされるので内容データはすべて消去されます。

※記事内ではUSBメモリとしていますが、SDカードなどでも代用可能

インストールするバージョンと必要なメディアの容量

インストールするOS必要なメディア容量
Sierra8GB以上
High Sierra8GB以上
Mojave8GB以上
Catalina8GB以上
Big Sur16GB以上
Monterey16GB以上
Venture16GB以上
インストールするバージョンと必要なメディアの容量
  • High Sierra以前は8GB以上のメディアが必要
  • Mojave以降は16GB以上のメディアが必要

インストールメディアの作成を実行

基本インストールメディア作成コマンド構文

sudo /Applications/Install\ macOS\ [macOSインストーラー名].app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/[USBメモリ名]

[macOSインストーラー名]と[USBメモリ名]の部分をそれぞれの環境に書き換えます。

簡単作成設定

以下の手順を行うことで、最後のテンプレートコードでインストーラーを作成できます。

[インストーラー名]
OSインストーラーの名前をmacOSに書き換える

        ↓

[USBメモリ名]
インストールメディア(USBメモリ)の名前を「TOSHIBA」に変更

        ↓

テンプレートコード

sudo /Applications/Install\ macOS\ macOS.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/TOSHIBA

オプション

オプションは特に使用する必要はありません。

–nointeraction

ディスク内容の消去確認「ターゲットボリューム(USBメモリ)のフォーマットを行ってもいいですか?」の確認を行わない

–downloadassets

アセットのダウンロードを行ってUSB内にアセットを追加する

インストールメディアからのインストールコマンド

Optionキーを押しながらMacを起動し「Install macOS xxxxx」の起動メニューから選択して起動。

※xxxxxはmacOSのバージョン名

クリーンインストールをしたい場合

ディスクエイドを起動して、インストール先のmacシステムドライブをフォーマット後に、フォーマットしたドライブをインストール先に指定してmacOSのインストールを行う。

以上です。

素敵なmac ライフをお過ごしください。

参考サイト:
https://www.softantenna.com/wp/tips/mac-os-mojave-usb-install-media/

mac

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