パソコンやITで使うマウスとは?かんたん用語辞典
WindowsやmacOSの画面の中の矢印(マウスポインター)を動かして、選択できる便利なパソコンのアクセサリーです。
使用しているパソコンの周辺にはパソコン本体の他に以下のものがあると思います。
- モニター(テレビのようなパソコンの画面を表示する機器)
- キーボード(文字入力に使用するボタンがたくさんついている板状の機器)
- マウス(掌サイズの機器)
この中で手のひらサイズの入力機器がマウスです。
英語であれば、
マウス=ネズミ
ですが、パソコンで使用するマウスは少し違います。
パソコンで使用するマウスとは
下のイラストのようなものです。
手のひらサイズたまご型ものが多く、その先端からはパソコンへつながるケーブルが伸びています。

マウスを手のひらで包み込むように手を載せて、机の上などを動かすと、画面のマウスカーソルも同じように動くので、とても直感的にパソコンを使用できるようになります。
マウスの左ボタンを押すことを「クリック」といい、マウスカーソルのある場所を選択したことになります。その場所にボタンがあれば、そのボタンを押したことになります。

ネズミの尻尾をケーブルに見立てると少し似てますね。
マウスを使うコツ
慣れないと、肩が凝ったり目的の場所を選択できなかったりします。
コツは、手のひらを軽くマウスに載せて、手首を机などに置いて動かすと疲れずに正確な操作をできます。
苦手な人は、試してみてください。
マウスの歴史
マウスが登場した時はすごい革命でした。
当時は、画面は文字が並んでいるだけで、キーボードのみで操作していました。文字列を一文字ずつ移動して、目的の場所に文字を入力します。
マウスを使わずに、ワードを使用している感じです。
画面の上にある[ファイル]や[編集]ボタンみたいなものをどうやって押すのか?というと、今でもキーボードの一番上にある[F1][F2]といったファンクションキーを押して選択していました。
そんな不自由な中、画面上の好きなところを選んで選択できるマウスはとても自由を感じました。
XEROX社がマウスを実現して、Appleのスティーブ・ジョブズや、MicroSoftのビル・ゲイツもその試作品をみて感銘を受け、WindowsやmacOSを開発したという逸話も残っています。
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