開発向けテキストエディタを探す

さくらエディターを長年使用していたのだが、macの利用環境でも使用できるエディターに切り替えるのと、新しい開発環境への対応を考えて、テキストエディターを探す旅に出ました。

必要な機能

1、行数クリックで行単位での選択

行の最後までの選択が確実にできるので、コピペプログラマーにとっては必須機能。

2、選択した文字をドラッグ&ドロップで移動

コピー機能のキャッシュに加え、ドラッグ&ドロップによるテキストの移動ができるので、とても便利。(コピー機能の拡張は否定派です)

3、フォーラムの開発活発が活発

新しいプログラミング言語や開発環境に対応したプラグインが提供されているので、新しい開発環境にも使い慣れたテキストエディタで挑めるのでとても大切

テキストエディター候補

有名で評判の高いテキストエディタを4つ選びました!

筆者の理想とする機能対応表

筆者の求めている機能とパフォーマンスに関係するメモリについて比較表を作成しました。

いずれもmacOS・拡張機能無しで、PHPファイルを開いた値です。

エディター名行単位文字のドラッグ&ドロッププラグイン対応状況4ページのメモリ使用量8ページのメモリ使用量メモリ消費量
Visual Studio Code370.0MB399.8MB
Sublime Text79.7MB82.8MB
Brackets×192.3MB200.8MB
ATOM××
理想とする機能対応表

それでは、それぞれのテキストエディタを見ていきましょう!

Visual Studio CODE

MicroSoft社の開発しているテキストエディタ。

筆者の求める操作性をすべて備えている。

無料で使用することができて、プラグインは充実しており、新しい開発環境への対応も早い。
最初からついているスクロールバーの変わりのミニマップが便利

メモリーの消費量が多いのが欠点。

メモリ消費の内訳

プロセス名4ページのメモリ使用量(MB)8ページのメモリ使用量(MB)
本体53.964.1
GPU49.446.1
Helper51.6
11.5
52.8
11.5
HelperRenderer35.6
131.6
16.5
19.9
39.7
148.4
16.6
20.6
合計370.0399.8
Visual Studio CODEのメモリ消費詳細

Visual Studio CODEのページ
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/

Sublime Text 4

軽量で定評のあるテキストエディタ。

筆者の求める操作性をすべて備えている。

無料で試用できる。ライセンスは3年間の無料アップデートを保証し、99ドル(日本円で13,000円ほど)

日本語の扱いが筆者に合わない。(日本語を確定前に、マウスで別の場所をクリックすると、入力内容を確定せずに文字が飛んでしまう・・・)

メモリ消費の内訳

プロセス名4ページのメモリ使用量(MB)8ページのメモリ使用量(MB)
本体79.782.8
Sublime Textのメモリ消費詳細

Sublime Textの
https://www.sublimetext.com/

Brackets

Adobe社によって立ち上げられたプロジェクトで開発されているテキストエディタ。

筆者の求める操作性のうち、行番号での行選択機能がない。

プロセス名4ページのメモリ使用量(MB)8ページのメモリ使用量(MB)
本体33.138.5
Helper29.6
93.6
29.4
96.7
node36.036.2
合計192.3200.8
Bracketsのメモリ消費詳細

Bracketsのページ
https://brackets.io/

ATOM

Githubで開発されていたテキストエディタ。

筆者の求める操作性のうち、テキストをドラッグ&ドロップで移動機能がない。

2022年に開発プロジェクトが中止されている。
様々なプロジェクトが切磋琢磨して、より良い環境を提供していただけているだけに、プロジェクト中止はとても残念です。