HTML5とは?初心者にも優しく解説

2020-10-16

2020年のサイト作成はHTMLとCSS3とJavaScriptを用います。その3つのセットで作成するサイト作成の技術をHTML5と呼びます。

以下に、HTML5を構成する技術を解説します。

HTML

ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ(HyperText Markup Language)の略称。
ページ内容を構造化(アウトライン)したテキスト文を記述する。ページ表示の際に最初に読み込まれるファイル。このファイルにCSS、JavaScript、画像イメージなどの読み込み指示を記述する。

CSS3

カスケーディング・スタイル・シート(Cascading Style Sheets)の略称。CSS3の”3”はバージョンを示す。主にページの文字の色や背景色など装飾部分(style)を設定する。2020年10月現在CSS4の策定が進んでいる。
CSSを更に使いやすくしたSCSS(Sassy Cascading Style Sheets)・SACC(Syntactically Awesome Style Sheets)などがある。
参考サイト:Sass? Scss?! Less!? CSSと何が違うの? ・・まとめてみた。:Sparkle

JavaScript

ページ内で実行できるプログラミング言語。ブラウザで動作するので、実行環境のパフォーマンスによってレスポンスなどが変わる。ブラウザ毎の差異や開発の効率化のFrameworkがいくつかある。
参考サイト:【2020年最新】JavaScriptのフレームワーク6選を初心者向けに比較!Samurai Blog

また、上記のFreamworkなどで採用されているTypeScriptという形式は、Javascriptの弱点である”あいまいさ”を補う機能があり、より確実性の高いプログラミング環境となっている。

HTML5になってどう変わった?

HTML5になって急に変わったわけではないですが、改めて見るととてもサイト作成をやりやすい環境になっています。

以前はHTMLに文字の色情報や、Javascriptまで全てを書いていたのでコードも長くなり、ぐちゃぐちゃになりがちでしたが、HTML4以降徐々にCSSをなどで外部ファイル化され、”文章ファイル”として文字情報をスマートに伝える目的に沿ったものになってきました。

表現の面でも、InternetExplorerが使用されていた頃に比べると、ブラウザ毎の互換性問題もほぼなくなり、格段に作成しやすくなっています。特にCSS3による表現力の強化(イメージ画像のぼかしなどもできる)によりパーツ画像の点数も減り、調整も簡単になりました。

JavaScriptもjQueryの登場以降、ブラウザによる動作の差異を気にすることなく開発できるので、よりコンテンツの中身を良くすることにリソースをかけることができるようになりました。

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