Html5でアプリを作ろう!Ionicでモバイルアプリを作る【環境構築編2】

2020-10-11

前回は、macにIonic6のインストールを行いました。Ionicアプリの開発は既にできるのですが、本当にスマホ用アプリに書き出せるのか不安なので、先にアプリへの書き出しまでの環境を構築します。今回もmacにインストールを行います。

使用マシーン:macbook pro 2015

macbook pro 2015です!

良き相棒なのですが、今のMBPと比べると低スペックだし、32bit環境も捨てがたいので、Ionic CLiが動く最低限の環境で構築します。長く愛用しているマシンでIonicアプリを作りたい人は参考にしてください。

JAVAのインストール

Android Studio用に使用するJAVA環境を先にインストールします。その時最新のJAVA環境では動きません。JAVA SDK バージョン8を使用します。

JAVA SDK バージョン8ダウンロード用ページ
※ダウンロードにはOracleプロファイルへのサインインが必要です(無料で作成できます)

Java SE Development Kit 8u261(2020年10月8日最新)をダウンロードしてインストールします。

JAVAのパスを通します
※下記コマンドはバージョン8へパスを通すコマンド

export JAVA_HOME=`/usr/libexec/java_home -v 1.8`

参照サイト:MacでのJAVA_HOME設定:Qiita

Android Studioのパス設定

コマンドからviでファイルを開いて追記
viで.bash_profileを開くコマンド

$ vim ~/.bash_profile

.bash_profileに追記

export Android_HOME=/Users/kandakazumasa/Library/Android/sdk
export Android_SDK_ROOT=/Users/kandakazumasa/Library/Android/sdk
export Android_AVD_HOME=/Users/kandakazumasa/.Android/avd

xcodeの設定

Ionic CLiではCapacitorをcordovaの代わりにしてアプリ用に書き出します。
Capacitorは Xcode 11以上をインストールしたMacが必要です。

今回はXcode11が動く最低限のOSのMojaveに、Xcode11.3.1をインストールします。

参照サイト:Xcode – インストール可能 対応バージョン macOS 一覧 / Install Support macOS Version Lists 【 2020.06 】

過去のXcodeダウンロード方法

Xcode ダウンロードとリソースの”その他のダウンロード”の中の”コマンドラインツールと以前のバージョンのXcode(英語)”からダウンロードします。
※Apple Developer へサインインが必要です。

ダウンロードしたファイルをインストールした後に、CocoaPodsをインストールして完了です。

Capacitorへの対応

参照サイト:新しいHTML5 APPプラットフォーム「Capacitor」を試してみた

Capacitorの動作にはライブラリー管理ツールのCocoaPodsが必要なようです。

$ sudo gem install cocoapods
$ xcode-select --install
$ pod repo update

※Capacitorと競合した場合のアンインストールコマンド

$ npm uninstall --save cordova-plugin-splashscreen

WindowsでiOSアプリのビルドができる?

Ionic Appflowを使ってWindowsであってもiOS用にビルドできるようです。
Windows環境のみの方はチャレンジする価値あるかもしれません!