Html5でアプリを作ろう!Ionicでモバイルアプリを作る【環境構築編2】
前回は、macにIonic6のインストールを行いました。Ionicアプリの開発は既にできるのですが、本当にスマホ用アプリに書き出せるのか不安なので、先にアプリへの書き出しまでの環境を構築します。今回もmacにインストールを行います。
使用マシーン:macbook pro 2015
macbook pro 2015です!
良き相棒なのですが、今のMBPと比べると低スペックだし、32bit環境も捨てがたいので、Ionic CLiが動く最低限の環境で構築します。長く愛用しているマシンでIonicアプリを作りたい人は参考にしてください。
JAVAのインストール
Android Studio用に使用するJAVA環境を先にインストールします。その時最新のJAVA環境では動きません。JAVA SDK バージョン8を使用します。
JAVA SDK バージョン8ダウンロード用ページ
※ダウンロードにはOracleプロファイルへのサインインが必要です(無料で作成できます)
Java SE Development Kit 8u261(2020年10月8日最新)をダウンロードしてインストールします。
JAVAのパスを通します
※下記コマンドはバージョン8へパスを通すコマンド
export JAVA_HOME=`/usr/libexec/java_home -v 1.8`
参照サイト:MacでのJAVA_HOME設定:Qiita
Android Studioのパス設定
コマンドからviでファイルを開いて追記
viで.bash_profileを開くコマンド
$ vim ~/.bash_profile
.bash_profileに追記
export Android_HOME=/Users/kandakazumasa/Library/Android/sdk
export Android_SDK_ROOT=/Users/kandakazumasa/Library/Android/sdk
export Android_AVD_HOME=/Users/kandakazumasa/.Android/avd
xcodeの設定
Ionic CLiではCapacitorをcordovaの代わりにしてアプリ用に書き出します。
Capacitorは Xcode 11以上をインストールしたMacが必要です。
今回はXcode11が動く最低限のOSのMojaveに、Xcode11.3.1をインストールします。
参照サイト:Xcode – インストール可能 対応バージョン macOS 一覧 / Install Support macOS Version Lists 【 2020.06 】
過去のXcodeダウンロード方法
Xcode ダウンロードとリソースの”その他のダウンロード”の中の”コマンドラインツールと以前のバージョンのXcode(英語)”からダウンロードします。
※Apple Developer へサインインが必要です。
ダウンロードしたファイルをインストールした後に、CocoaPodsをインストールして完了です。
Capacitorへの対応
参照サイト:新しいHTML5 APPプラットフォーム「Capacitor」を試してみた
Capacitorの動作にはライブラリー管理ツールのCocoaPodsが必要なようです。
$ sudo gem install cocoapods $ xcode-select --install $ pod repo update
※Capacitorと競合した場合のアンインストールコマンド
$ npm uninstall --save cordova-plugin-splashscreen
WindowsでiOSアプリのビルドができる?
Ionic Appflowを使ってWindowsであってもiOS用にビルドできるようです。
Windows環境のみの方はチャレンジする価値あるかもしれません!
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