Html5でアプリを作ろう!Ionicでモバイルアプリを作る【準備編】

2020-10-11

IonicはWEB技術でSPAを開発して、モバイルアプリまで作成できるとても優れた開発環境です。最初はAngularとパッケージングでしたが、今はRectやVeuなどでも利用できる開発環境になっています。

私も以前Ionicでアプリを開発するために、「Ionicでつくるモバイルアプリ制作入門」の2018年版(青本)を購入しました。対象の環境はIonic3です。とてもわかり易く、国内ではIonicの情報はとても乏しいので非常に有益な本です。

ただ、問題がありました。

昨今のWEB周りの技術はバージョンアップによる「破壊的な改変」が年に一回の周期で行われ、それを追いかけなければなりません。テキストの内容もバージョンアップで動かなくなるなどザラです。

こつこつ調べながら2018年版のテキストでやっていたのですが、情報はあってもそのバージョンの情報なのかが非常にわかりづらく、目的の情報にたどり着くのは至難の業です。

そしてIonic5のバージョンアップに伴うRouterの扱いが、IonicからAngularのRouterへ変更があったらしく、そこがいまいち理解できず・・・

「Ionicでつくるモバイルアプリ制作入門[Angular版]」2019年版(赤本)買いました。

Ionicでつくるモバイルアプリ制作入門の新旧。左はもうよれよれの2018年版の青本。今までありがとう!

内容はこれから見ていくので楽しみですが、本の内容は2018年版の191ページから、2019年版は303ページに大幅に増えてました!ちなみに、2019年版の対象環境はIonic5です。
そして、今の環境はIonic6・・・また追いかけねば。

これまで「Ionicでつくるモバイルアプリ制作入門」2018年版を元に調べていた変更箇所などは、このサイトで紹介していこうと思います。著者の榊原様のサポートページには誤字情報はありましたが、バージョン差による変更箇所のサポートはなかったようなので。Ionic5からIonic6への対応もあれば書いて行きたいと思います。

やはり、書籍にきちんと情報がまとまっているのはいいですね。学習する上で、精神的な安心感が違います。

本書は価格が3,120円とサイズからはちょっとお高めに感じるかもしれないですが、分かり易く纏まっているのでIonicを学ぶなら安い投資だと思います。購入の際は必ず”赤い本”を買ってください。青い本は2018年の旧作になります。