正規表現ワンポイント：アルファベットを指定する方法

2023-01-102023-01-11

アルファベットを指定する正規表現

様々な文字を指定できる正規表現で、アルファベットを指定する方法をご紹介します。

「abc」など固定のキーワードを指定する場合は、直に表記します。

/abc/

固定のキーワードではなく、「アルファベットがあったら」などの何のアルファベットが来るかわからない場合の指定方法についてこれから説明します。

正規表現の基本

”デリミタ”で正規表現のパターンを囲うことで範囲を明確にします。一般的にデリミタには　/　（スラッシュ）を用います。
※スラッシュ以外の記号を使用することもあります。
※正規表現はすべて”半角記号英数字”です。
※ページ最後に正規表現チェッカーがあるので、すぐにお試しいただけます。

アルファベットなら何でも！

アルファベットで気をつけないといけないのが、半角と全角、大文字と小文字がある点です。

abcとａｂｃ

aとA

特に半角と全角は見た目は同じアルファベットですが、コンピュータ内では全く異なるので気をつけます。ここでいうアルファベットとは半角のみを指します。

/\w/
/[a-zA-Z]/

[a-zA-Z]で文字列を評価した結果

正規表現で指定された文字は赤文字になります。

[a-zA-Z]とは、a-zで小文字、A-Zで大文字を指定している記述です。

半角アルファベットのみが文字色が赤くなり指定されていることが分かります。

一部のアルファベットのみの指定方法

アルファベットの中でも特定の文字のみ指定したい場合の記述方法です。

今回はa、c、Bの３つのみを指定する方法です。数字を好きな数にすることで、x、y、Zでも好きな文字を指定できます。

/[acB]/

[acB]で文字列を評価した結果

正規表現で指定された文字は赤文字になります。

a、cとBのアルファベットのみ文字色が赤くなり指定され

いかがでしたか？
使用例を参考に下の正規表現チェッカーで試してみてください。

正規表現チェッカー

[myphp file=’regchecker’]